1秒で席替えスプレッドシート

ICT

1秒で席替えができるスプレッドシートを作成しました。

着想の元となったのはこちらの方の記事です。

GASを使って、1秒で席替え。時間コスト下げれば頻度を増やしても負担にならず、先生も子どももハッピーに。|ささ@小学校で働く
席替えの時間コスト下げることでもっと席替えの頻度は上げられる  私自身、小学校高学年を担任することが多いこともあり、意図的に席を配置することはあまりないです。多様な友達と関わってもらいたいなという願いから、席替えは月に一度行っていました。 ...

乱数を使ってランダムに席順を決定するアイデアが大変参考になりました。

こちらの記事を参考に、GASなしでできないか?と作ってみたのがこちらのスプレッドシートです。

1秒席替え:コピーしてお使いください。

使い方

【座席(生徒目線)】シートのT列からZ列にある名簿にご自身のクラスの名簿を貼り付けると使えます。

表の【合計】から列を昇順もしくは降順で並べ替えをするとランダムに座席が入れ替わります。

カスタムしたい時には

赤枠の中の数字で座席の位置を決めています。

ですから、例えば クラスの出入り口に近い席が良い生徒 などにもある程度配慮できます。

出入り口間近の席を1にして、該当の生徒の「調整」列を1や-1で必ず合計が最高or最低になるようにすれば、該当の生徒は必ず1や36の座席の位置に入ります。

視力的に前側がいい生徒にも対応可能

座席の配置を前から123〜としているため、 調整用 列に0.5などと入れてあげると、必ず教室前側のどこかに配置される、という配慮が可能です。

解説

座席の中身は基本、以前の座席表スプレッドシートの記事と同じです。

vlookup関数で表からn番目の生徒の名前や性別を取得しています。

表の左に整数1-36を配置してvlookup関数が参照できるようにしています。

乱数の列にrand()関数を入れて、値がランダムになるようにします。

合計の列に 調整用 と 乱数 の値の合計を入れて、上位、下位に入れたい生徒児童を調整できるようにしています。

ランダムに座席を決めることのメリット

このランダム座席表のメリットはなんといっても

仲良しではないクラスメイトとも折り合いをつける口実になる

です。

私自身、クラスの中で仲良しだけで固まりがちで困っていました。

この座席表ならランダムで決まるという公平性を保てますから、「色々な人と折り合いをつけてやっていきましょうね」と無理なく伝えられます。

この記事がお役に立てば幸いです。

それでは、明日も良い1日をお過ごしください。

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